去る5月27日、日本貿易振興機構（ジェトロ）　アジア経済研究所　主任研究員　鈴木有理佳様をお招きし、「フィリピンの経済情勢　―マルコス政権の取り組み―」と題した講演会を、青山のホテルアジア会館で開催しました。当日はこれまでと同様に会場参集とWeb聴講のハイブリッド方式とし、会場には約40名、Webからも十数名の方々が参加登録されました。

本講演では、まずフィリピンの経済概況について、豊富なデータや図表を用いた説明がありました。その後、マルコス政権の経済政策について、投資環境改善の取り組みを中心に、そして最後に5月12日に終わったばかりの中間選挙を受けての政治状況に関しても説明がありました。
鈴木様には、2018年9月と2022年6月にも講演頂きましたが、今回も長年フィリピンの政治・経済を専門に研究してこられた豊富な知見と、ご自身のフィリピンとの浅からぬご縁（たまたま1986年のエドサ革命直前までマニラに中学生としてお住まいだったそうです）を踏まえた興味深いお話を伺うことが出来ました。

講演内容は7月に発行予定の次号会報No.304に掲載しますので、そちらをご覧下さい。