5月18日(土) カパティランフェスタ2013に出席いたしました。

2013年5月

カパティランとは1988年に設立された任意団体で、日本社会に生活しているフィリピン人の、生活面、精神面でのサポートを目的としています。
具体的には、フィリピン人からの電話相談、面談による相談、ケースワーク等を行っています。月平均170から250件の相談、ケースワークを実施しているとのことです。さて、毎年、カパティランフェスタとして、フィリピン人と日本人、事務局との交流の場がもたれております。今回は特に設立25周年ということで盛大に行われておりました。フィリピン協会も招待を受け、理事二名が参加いたしました。

今年のフェスタは、例年通り、東京タワーの前にある聖アンデレ教会で、日本聖公会東京教区大畑主教ご臨席の下、カパティラン25周年記念礼拝で始まり、続いて、記念式典が行われ、カパティランの松田正人理事長の挨拶、列席したロペス在日フィリピン大使が祝辞を述べました。その後、東京外語大学のフィリピン民族舞踊団のフィリピンダンスの披露されました。
ロペス大使からは、特に最近の東北大震災時のフィリピン人罹災者への、現地での対応、東京での受け入れ支援など、カパティランの心のこもった活動に対してフィリピン政府として感謝が伝えられ、2012年フィリピン政府よりのGeny Lopez,Gawad Bayaning賞の授与ばかりでなく、今後もカパティランの活動に対し支援をしていきたいとの発言がありました。

当日は、民族ダンスのほか、民族音楽のパフォーマンス、バザー、ゲーム、フィリピンフードや民芸品のブースでの販売などが行われ、大勢のフィリピン人、日本人が交流を深めました。ブースには、フィリピン協会会員のパクパクナティンも出店をしておりました。

最後に、今回、フィリピン協会として、カパティランの公益活動を評価し、このフェスタに対し若干の寄付させていただきましたことを申し添えます。


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